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今回は「ピーマン」のご案内です。
ピーマンの語源は、トウガラシのフランス名ピマンから由来したといわれており、とうがらしの一種で、原産地は中南米です。
ピーマンには、多くの有効成分が含まれていますので、次にその成分などをご案内します。
ピーマンの成分
ピーマンには、ビタミンAとCなどが豊富に含まれ、野菜の中でも栄養価はひじょうに高いといえます。
ビタミンCの含有量は100g中76mgで、レモンの約2倍。
カロテンは400μg、カリウム190mgです。
ピーマンの色は、葉緑素による独特の緑色で、熟すにしたがって、赤い色素のカプサンチンが増加します。
成熟して赤くなると、ビタミンCは76mg→170mg 、カロテンは400μg→1100μgと増加します。
その他、ビタミンB1、B2、D、P、カロテンなどが含まれ、また、鉄やカルシウムなどのミネラル分も豊富に含まれています。
オレンジ色のピーマンには、普通のピーマンの30倍のビタミンCが含まれており、一日分のビタミンAは1/6個で摂取できます。
なお、プレビタミンCによって、ビタミンCの吸収がよくなります。
ピーマンの効能
ビタミンCが豊富に含まれ、肌の健康、風邪の予防にも有効です。
ビタミンCは、シミ、ソバカスなどメラニン色素の沈着を防ぎ、肌の健康に役立ちます。
また、脂肪の代謝も促進してくれ、動脈硬化や高血圧などにも効果があるので、高血圧の症状の人にはお勧めです。
葉緑素のフラボノイドの抗菌作用とカロテンの成分で、風邪の予防や夏バテにも効果を発揮する野菜です。
また、葉緑素とカロテンの働きで、活性酸素を除去してくれます。
フラボノイドの抗菌力で免疫力が強まり、アレルギーなどの肌トラブルの予防にもなります。
カロテンは、ビタミンAに変換され、免疫賦活作用や抗ガン作用に有効に働きます。
ビタミンPという成分は、はっさくや、みかんなどの果皮、薄皮に多く含まれるフラボノイドです。
これは、ビタミンCの吸収を助ける、ビタミン様成分であり、プレビタミンと呼ばれています。
加熱で壊れやすいビタミンCを守ってくれて、毛細血管を丈夫にし、血液のコレステロールも掃除してくれます。
以上が「ピーマン」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。